検索候補に潜む無言の風評リスク
企業名や事務所名を検索したときに、「〇〇会社 詐欺」「△△事務所 トラブル」といったネガティブなキーワードがサジェスト(検索候補)として表示される――。
この状態は「サジェスト汚染」と呼ばれ、見た人に不安や疑念を与える“デジタル風評”の一種です。
しかも、この問題は検索画面にとどまりません。拡散されるリスク=“二次被害”へとつながるケースが増えているのです。
一次被害:信頼を損ねるサジェスト表示
実際にあったケースをご紹介します。
ある会計事務所では、検索窓に「〇〇会計 評判悪い」というサジェストが表示されるようになっていました。
スタッフも社長も気づかないまま放置していた結果、面談予約のキャンセルや、紹介の減少が続出。
後になって新規顧客から「検索結果を見て不安になった」と言われて初めて事態を認識したといいます。
こうした“サジェスト経由の離脱”は、売上や信頼にじわじわとダメージを与えます。

二次被害:SNSや口コミサイトでの拡散
さらに深刻なのが、ネガティブなサジェストを見たユーザーによってSNSや口コミサイトで情報が拡散されるパターンです。
たとえば、「●●株式会社 ブラック」というサジェストを見たユーザーが、X(旧Twitter)で
「この会社ちょっと怪しいんだけど…」と投稿。
それがリツイートやコメントで広がり、企業の実態と無関係な“悪いイメージ”だけがひとり歩きしてしまいました。
元は検索候補だけの話でも、拡散された時点で風評被害の深刻度は一気に跳ね上がります。
被害を最小限にするために、今できること
サジェスト汚染は、気づいた時点で早期対策を打つことが重要です。
- 月に一度、自社名・サービス名をGoogleとYahoo!で検索してチェック
- 異変を感じたら、記録を残し、画面キャプチャを保存
- 状況に応じて、サジェスト押し下げや関連キーワード対策を専門業者に相談
削除が難しいネガティブサジェストも、自然な形で“良質な情報”に置き換えることができます。
プロの力で「広がらないうちに」止める
ドットシンクでは、
- 無料でのサジェスト診断
- 拡散リスクを想定した二次被害対策
- 業種・規模別の最適な対策プラン
をご用意しています。
「ちょっと不安だけど大ごとにはしたくない」
そんな企業・事務所にこそ、リスクが広がる前の対処をおすすめしています。

あなたの会社名、検索してみませんか?
たった1語のサジェストが、未来の信用を左右することもあります。