「誹謗中傷されていないのに、変なサジェストが…」
「うちは特に悪評はないはずなのに、なぜか検索候補に“ブラック”や“辞めたい”と出てくる…」
そんなご相談が増えています。
実は、社員・元社員・関係者によるSNS投稿やネット活動が、サジェスト汚染のきっかけになるケースは少なくありません。
外部からの攻撃ではなく、“内部の何気ない発信”が火種になることもあるのです。
実際にあった、社内発信によるサジェスト汚染の例
▶ 社員のX(旧Twitter)での投稿
「うちの上司、まじで昭和思考」
「今の会社、正直ハズレだったかも」
一見ただの愚痴でも、会社名を明かさずとも、同じワードを複数人が検索するとサジェストが汚染されることがあります。
▶ 元社員の匿名口コミサイトでの投稿
「辞めて正解だった」「業務量が異常」などの投稿がきっかけで、
「企業名+辞めたい」「企業名+離職率」などが表示されるようになった事例も。
▶ 社内ブログ・広報で不用意なワードを使った
自社ブログの中で、ネガティブな言葉(例:苦情対応・失敗談)をSEO目的で盛り込んでいた結果、
ポジティブ意図とは逆にサジェストが汚染されるという逆効果も。

なぜ“社内発信”が検索結果に影響するのか?
GoogleやYahoo!のサジェストは、「多くのユーザーが実際に検索したキーワード」をもとに生成されます。
つまり、社員が投稿した内容を見て、第三者が興味本位で“企業名+ネガティブワード”を検索した時点でカウントが蓄積されるのです。
対策は「社内発信の見直し」と「検索状況のモニタリング」
✅ 社員・広報向けにガイドラインを設ける
- SNS利用ポリシーの明文化
- 退職者への情報管理の周知
- ブログや社内コンテンツ内の表現チェック
✅ サジェストの変化を定期的に確認する
- 月1回程度のGoogle・Yahoo!でのサジェストチェック
- 不自然なワードを見つけたら即キャプチャ+相談
ドットシンクなら「内部発信」由来の汚染にも対応
- サジェストワードの発生経路分析
- 元社員投稿・SNS起因の風評リスクの可視化
- 対応ワードに合わせた「押し下げ」「関連語誘導」対策
内部から始まる検索汚染にも、ドットシンクは対応可能です。
サジェスト、誰のせいか分からないときこそ要注意
「うちは何もしてないのに」と感じるときほど、“社内発信”が盲点になっているかもしれません。