最近、検索エンジンで自社名を検索してみたことはありますか?
「○○司法書士事務所 トラブル」「○○法律事務所 対応が悪い」――そんなネガティブな言葉が出てくることがあります。
これは「サジェスト(検索候補)」と呼ばれる機能によって表示されるもので、事務所の信頼や集客、さらには採用活動にも影響する可能性があるのです。
この記事では、士業業界の方でも理解しやすいように、検索の仕組みとその対策方法(サジェスト対策、関連キーワード対策、逆SEO)を実例付きで解説します。
サジェストって何?
サジェストとは、Googleなどで検索ワードを入力したときに、よく一緒に検索されている関連語が自動で表示される機能のことです。
例:「○○法律事務所」と入力すると
→ 「○○法律事務所 詐欺」「○○法律事務所 口コミ」などが表示される
これは多くの人が実際に検索した言葉が表示されているため、検索する人に“事実っぽく”見えてしまうのが特徴です。
士業が抱えやすい「検索の悩み」
士業のお仕事では、以下のようなワードが表示されてしまうケースがあります
- 「○○司法書士 ぼったくり」
- 「○○弁護士 対応が最悪」
- 「○○行政書士 詐欺」
こうした言葉が出るだけで、依頼を考えていた方が不安を感じ、相談前に離脱してしまうことがあります。
また、検索履歴がない新規の求職者にネガティブな印象を与えるため、採用にも悪影響が出る可能性があります。
よくある表示例と実際の影響
表示されるサジェスト | 想定される悪影響 |
---|---|
「○○法律事務所 詐欺」 | 新規相談者が不安になり、問い合わせを避ける |
「○○司法書士 対応が悪い」 | 求人応募者が不安を感じて応募をやめる |
「○○行政書士 トラブル」 | 同業者や取引先に不信感を与える |
対策方法①:サジェスト対策とは?
サジェスト対策とは、こうしたネガティブな検索候補を表示させにくくするための対策です。
✅ 対策の方法(例)
- ポジティブな検索ワードを使ったブログ記事の継続発信
- 専門業者が行う「検索行動の調整」
- Google等への「削除申請(条件付き)」
※自力でできる方法もありますが、誤った対応は逆効果になるため注意が必要です。
対策方法②:関連キーワード対策
サジェスト以外にも、検索結果ページに表示される関連語(画面下部など)も見られています。これを「関連キーワード」と呼びます。
✅ 対策のポイント
- 自社名 × ポジティブワード(例:「○○事務所 相談しやすい」)の記事や口コミを増やす
- 上位に良い情報を増やすことで、悪いワードの出現頻度を下げる
対策方法③:逆SEOとは?
逆SEO(ぎゃくエスイーオー)とは、悪い情報が検索結果の上位に出ないように、良い情報を上に出す施策のことです。
たとえば、「○○法律事務所 トラブル」というページが1位に出ていたとしても、
・良質なブログ
・第三者による評価記事
・インタビュー記事
を上位に出すことで、悪い情報を下に押し下げることができます。
実例で見る「対策の効果」
以下は実際にあったご相談内容です
- 「ブラック」で応募が激減 → 対策3ヶ月後、応募数2.4倍に
- 「詐欺」で来所者数が減少 → 対策6ヶ月後、問い合わせ数が回復
- 「対応が悪い」で炎上 → サジェスト除去後、検索からの相談数が倍増
まとめ:事務所の信用を検索から守ろう
検索は、いわば「ネット上の名刺」です。
どれだけ誠実に業務をしていても、検索結果が悪ければ判断されてしまうのが今の時代です。
特に士業のような「信用」が求められる職種においては、
検索結果の印象=信用に直結するため、早めの対策が重要です。
まずは「事務所名」で検索してみてください。
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